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競馬の面白さは「攻略感」、つまらなさは「期待値の低さ」
日本のギャンブル市場は飽和状態にあり、今後はギャンブル産業同士でパイの奪い合いを行うほかない」と書いた。

今回は競馬というコンテンツがギャンブルとしてどのような特性を持っているのか、を考察したい。「現代パチンコ文化考」によれば、競馬は以下の点において他のギャンブルよりも優れている・劣っているという。

<優れている>
①攻略感(実力勝負をしている感じ)
②ドキドキ感
③爆発力

<劣っている>
④期待値
⑤スピード(アクション数)

⑥ルールの簡潔さ

①は競馬をやりこんでいれば全くその通りであろうが、まだハマっていない人が的中したところで攻略感を得られるかとなると疑問である。
馬券はツキで決まるわけではない、ということを最初から認知させることにより、最初から①の快感を享受できるようになる。

反面、①を求めない人に対する訴求力は極めて平凡で、⑥の欠落とあいまって門外漢が近寄りがたいギャンブルでもある。①を求めないタイプのターゲットに対しては②を強調し、⑥を引き上げるような売り方が有効かも知れない。

④の期待値の低さは致命的である。地方競馬については控除率引き下げが検討されて然るべきであろう。売り上げの伸び白が要求されるので容易な議論ではないが、パチンコというライバルを強く意識せざるを得ない。また、JRAファンに不公平感を持たせる危惧も想定されるが、パチンコも出玉や換金率は一律ではない。第一、他のギャンブルに比して既に不公平なのである。売り上げを支えている人間はその事実を認知しているであろう。

また、④によってプレイヤーが「どうせ儲からない」という諦観を持っていることは明白である。「競馬をやめる」人のほとんどはこの諦観が主因であると言われる。
この諦観を取り払えれば、脱落者の引き留めに繋がる。
by UMARYU | 2006-04-21 03:42 | 競馬産業
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