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必然として生じているノーザンファームと社台ファームの差
ここ2年はノーザンファームが年間獲得賞金、勝率とも勝っている。
05年は更に同ファームの独走状態となっていて、獲得賞金は社台の約1.5倍、勝率も社台.113に対しノーザン.140という差がついてしまっている。

特に3歳世代は春のG1をラインクラフト、シーザリオ、ディープインパクト、カネヒキリで全勝という独占状態。
若い世代が強いなら秋以降も、来年もこの状態が維持・拡大するものと考えられる。

原因が気になり、ネットでざっと調べてみたところ、多くの競馬ファンがノーザンファームの躍進を感じている。
しかしながら考察や資料は全く見当たらない。

社台・ノーザンの公式ウェブサイトを見ると、育成施設が紹介されている。

社台グループ施設紹介
 ・社台F・・(形態) 繁殖・育成ともほぼ社台Fで完結。
       (走路) 坂路、ウッド、ダート。坂路は冬季閉鎖。
 ・ノーザンF・・(形態) 繁殖はほぼノーザンFで完結。育成は主にノーザンFとノーザンF空港の2箇所を利用。
       (走路) 坂路、ウッド、ユーロトラック、ポリトラック、ダート。すべて通年使用。

ノーザンが冬季トレーニングの充実に力を入れていることが推測される。

しかし冬季トレーニングの充実によって成果が出たと考えるには根拠不足。

「施設がだいぶ異なっている」という事実が重要である。
社台とノーザンでは様々な面で取り組み方が異なっていることが明らかだからだ。
同族経営のため、社台とノーザンは場所が異なるだけと考えていたが、そうではない。
両者間の成績の開きは必然として生じている。

by UMARYU | 2005-07-14 21:12 | その他
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